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洗面所リフォームのポイント!使いやすさとデザイン性を両立するには 

公開日:2023/11/15

リフォーム

どれだけ丁寧に扱っていても、歳月が積み重なると、家のどこかが壊れたり、使い勝手が悪くなったりするものです。毎日使う洗面所も例外ではありません。今回の記事では、使いやすさとデザイン性の両立をテーマに、洗面所リフォームのポイントについて紹介します。リフォーム検討中のみなさんはとくに必見です。

スタイリッシュな洗面所を実現する!リフォームのタイミングとは

キッチンやリビングのように長居する場所ではありませんが、洗面所は家のなかでとても重要な役割を担っています。さらにいえば、店舗やオフィスといったケースでは、洗面所ひとつで与えるイメージがガラッと変わり、集客性を高めるうえでも大切な要素のひとつです。

一方、毎日使うスペースだけあって、日が経つにつれてさまざまな変化が生じ、ときにトラブルも引き起こします。そうなった場合、リフォームの検討が欠かせません。洗面所の耐用年数は、だいたいの目安として15~20年ほどで、この時期に迫るほど劣化の兆候が表れやすくなります。

蛇口が壊れたり、洗面ボウルがひび割れたりなどの破損、排水口から漂う悪臭、詰まって水が流れにくいといった症状が出ると、注意が必要です。

また、子どもが成長したり、高齢の両親と同居し、介護の必要性に迫られたり、家族との関わりが変化したことで、洗面所自体のスケールアップが必要なときも、リフォームの最適な時期といえます。ちなみに、リフォーム費用をおさえるコツをご存知でしょうか。

キッチン、トイレ、浴室など、洗面所以外のリフォームを同時に行うことも、その一例です。設備器具などをセットにすれば、割安になることもあり、工期も短く、コスト削減につながります。

リフォームのタイミングとひと口にいっても、ライフスタイルや使用する設備の耐用年数によって、いろいろです。その点を踏まえたうえで、実際に検討するようにしましょう。

快適な洗面所の作り方!使い勝手と美しさを両立するリフォームのポイント

では、使い勝手とデザイン性を両立させた、快適な洗面所づくりにはどんなことが必要なのでしょうか。人によってもちろん好みは違いますが、一般的にいうと、使用するカラーを統一することが前提条件になります。

洗面所は、限られたスペースであるうえに、歯磨きセットやタオル、ドライヤー、ブラシなど、さまざまなモノが置かれる場所です。ただでさえ、散漫な印象になりかねないのに、別々の色をいっしょに合わせると、さらに見た目がうるさくなり、スタイリッシュどころではありません。

洗面所に置く日用品も含め、色をそろえることで、全体として調和がとれ、スッキリした雰囲気に仕上がります。もし清潔感を際立たせたいなら、白をベースにベージュを上手に使うのも効果的なレイアウトです。このほかにも、採用する素材の質や生活感が目立たないような工夫も外せません。

具体的なイメージとして、洗練されたホテルやハイセンスなレストランなどを参考するといいでしょう。そして、デザイン性のみならず、使い勝手のよさを成立させるためには、洗面所や洗面ボウル選びにも細心の注意を払わなければなりません。

スペースにゆとりがあれば、サイズはもちろん、洗面カウンター、洗面ボウル、収納キャビネットなど、それぞれを自由に選べるシステムタイプの洗面台が理想的です。一方、あまり広くなければ、必要なものがコンパクトにおさまった据え置き型の洗面台が最適でしょう。

洗面ボウルは、おしゃれな魅力に加え、適切な深さがあるかどうか、機能面も重視して選ぶことが大切です。素材には陶器製、樹脂製、ホーロー製などがあり、置き型、埋め込み型、壁付け型など設置のタイプもいろいろあります。

使い勝手と美しさを両立するリフォームにおける洗面所や床材の選び方

洗面台や水栓、収納キャビネットなど、洗面所に欠かせない設備を整えたら、床材にもこだわりたいところです。デザイン性を強調したいのであれば、いちばんにタイルが思い浮かびますが、クールな印象そのままに硬く、足元が冷えてしまうデメリットもあります。

使い勝手のいい床材には、滑りにくく、水に強い素材がピッタリです。その観点からいうと、クッションフロアがいちばんおすすめです。塩化ビニルでできたもので、コストパフォーマンス度も良好です。

抜群の耐水性を誇るので、とくに水回りで大活躍し、独特のクッション性もあって、転倒などのリスクが少ないのもメリットです。小さな子どもや高齢者といっしょに暮らす人にとっては、歓迎すべき条件がそろっています。お手入れも簡単で、毎日忙しい方には重宝するにちがいありません。

デザインの種類も多く、たとえば、高級感あふれる大理石調のものを選べば、使いやすさとスタイリッシュさを同時に実現できます。

まとめ

洗面所といえば、頻繁に使うものだけに、できれば機能的で魅力あふれる空間にしたいところです。今回の記事では、使い勝手のよさとデザイン性に富んだ洗面所づくりについて解説しました。色使いを統一してシンプルにまとめること、洗面台や洗面ボウル、さらに床材にまでこだわること、などがポイントです。日常的な行為がストレスフリーになれば、そのまま生活の充実ぶりにもつながります。本稿が、みなさんの健やかな暮らしのための貴重なアドバイスになれば幸いです。

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