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1日の多くを過ごしたり、家族が集まったりとリビングは、家のなかで最も大切な空間です。リビングがくつろげて、おしゃれな空間であってほしいと考える人も多いでしょう。今回はくつろぎとおしゃれを両立するリビングリフォームのポイントについて紹介していきます。リフォームについて悩んでる人の参考にしていただければ幸いです。

家族が集う場所をおしゃれに！リビングリフォームのポイント

多くの時間を過ごすリビングは、家のなかで重要な空間です。家族で過ごしたり、仕事や勉強をしたり、お客さんを招いたり、さまざまな用途で使用されます。小さな子どもがいたり、ペットを飼っていたり、高齢になってからも安心して使えるようにしたいなど、住む人によりニーズもさまざまです。

リフォームの際も、たくさんの要望を取り入れたくなりますが、おしゃれなリビングを実現させるには、自分の実現したい部屋のイメージを把握することが必要です。そのイメージを実現させるためには、どのようにしていけばよいか、考えながらリフォームをしていきます。

イメージを実現させるために、空間に合う床材や壁紙を選び、統一感を持たせましょう。造り付け収納や窓周り、カーテンやブラインドの素材も、印象を大きく左右します。明るく爽やかな空間にしたい、重厚感のある落ち着いた空間にしたいなどイメージを統一させて、まとまりがある空間にしましょう。

暮らしを彩るおしゃれなリビングへ！予算別のリフォーム例

おしゃれなリビングにしたいと思ってもリフォームにいくらくらいかかるのかわからなかったり、予算に上限があったりする場合も多いでしょう。今回は予算別のリフォーム例について紹介していきます。

予算50万円まで（クロス・フローリングの張り替え）

クロスは、10年から15年くらいで張り替えるとよいとされています。ビニールクロスの場合は１㎡あたり、1,000円から1,500円くらいで交換ができます。珪藻土や漆喰などの自然素材は湿気を防いだり、においを防いでくれたり、部屋の空気をきれいに保つため人気があります。

左官の技術が必要になり、施工に手間がかかるため費用は、１㎡あたり3000円から7000円ほどです。フローリングの場合は、15年前後で交換するのが目安です。費用は、1㎡あたり7,000円から20,000円くらいです。

無垢材の床の場合は一般的に使用されている合板フローリングより高価なため、1㎡あたりの費用は13,000円から27,000円くらいです。リフォームをする部屋の広さ、選ぶ素材により価格は変わります。畳からフローリングの床へ変更する場合は、20万円前後かかるといわれています。

合板のフローリングであれば10万円ほど、無垢のフローリングであれば30万円くらいになる場合もあります。クッションフロアであれば、より安価で8万円から18万円くらいで工事が可能です。

和室と洋室の段差を合わせるためには、畳をはがして床材を敷く前に、下地の工事が必要になります。畳に比べフローリングは冷えやすいため断熱剤を入れるか、マンションの場合は防音下地を入れるかなどでも価格は変わります。

予算50万円から100万円

予算50万円以上の場合は、間取りを変更するようなリフォームも可能です。部屋同士の間仕切りを撤去して、部屋を一続きにしてリビングを拡張する工事もできます。部屋を広くできるので、大きく印象を変えることができて利便性も高まります。

リビングの隣にある和室をフローリングに変更して、押し入れのスペースを、広いウォークインクローゼットにすることも可能です。空気の乾燥や、ほこりの舞い散りが起こらないため、体によいとされている床暖房も設置できます。寒さに悩んでいる場合はおすすめです。

予算100万円から150万円

予算100万円から150万円の場合は間取りを大幅に変えることや、天井のリフォームも可能です。素材やデザインを重視したリフォームができます。

リフォームで快適でおしゃれな空間にするアイデア

いざリフォームを依頼しようと思っても、よいアイデアが浮かばなかったり、どこからリフォームをすればよいかわかない場合もあるでしょう。リフォームで快適でおしゃな空間にするアイデアを紹介していきます。

無垢材のフローリングにする

住まいの強度やマンションの規約などにより、間取りの大幅変更が難しい場合もあるでしょう。そのような場合は無垢材のフローリングに変更するのがおすすめです。床の素材を自然素材に変更することでくつろげる雰囲気になり、光沢が少なく光の反射が少ないことから部屋全体が広く見える効果もあります。

アクセントクロスを利用する

壁紙の一部をあえて違う色にして、アクセントをつけるアクセントクロスを使用すれば、部屋の雰囲気を手軽に、大きく変えることができます。目指す部屋のイメージに合うアクセントクロスを選び上手に活用するのがおすすめです。

照明にこだわる

大きな照明で部屋を1か所から照らすよりも、いろいろな種類の照明で照らした方がおしゃれでくつろげる雰囲気を実現できます。照明を多く使用したい場合は、シーリングの増設なども検討してみましょう。

小上がりや置き畳を設置する

和テイストが好みである場合は、小上がりや置き畳を設置するのがおすすめです。既存のフローリングの上に設置できるので、手軽に取り入れられます。畳を設置することでくつろげる空間を実現できます。

まとめ

くつろぎとおしゃれを両立するリビングリフォームのポイントについて紹介しました。理想の部屋のイメージを把握し、空間に合う床材や壁紙を選んで統一感のある部屋づくりをすることが大切であるとわかりました。間取り変更が難しい場合でもクロスや床材を変更するだけでも部屋の雰囲気が大きく変わります。床材にこだわったり、アクセントクロスを使用することもおすすめです。おしゃれでくつろげるリビングへリフォームする際の参考にしていただければ幸いです。

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