リフォーム期間中の過ごし方のポイントについて詳しく解説!
工事内容によって具体的な長さは異なりますが、自宅をリフォームするときに悩ましいのが期間中の過ごし方ではないでしょうか?とくにこれまで自宅をリフォームした経験がないと、どのように過ごせばよいのか想像しにくいものです。当記事ではリフォーム期間中の過ごし方のポイントについて、大まかな工期と仮住まいの問題と一緒に解説します。
リフォーム箇所ごとの大まかな工期
一口に自宅のリフォームといっても、工事内容や工事場所によって具体的な工期が異なります。以下で場所別に大まかな工期を見ていきましょう。
キッチン
キッチンのリフォームに必要な工期は、1週間~10日ほどです。ただし、キッチン自体の向きを変えたり、間取りを大きく変更したりする場合は、より長い工期が必要でしょう。2週間~3週間ほどかかるケースもあります。
トイレ
たとえば、洋式トイレの便器や便座を同じ洋式タイプに交換するだけなら、半日~長くて1日で工事が完了します。しかし、和式から洋式への変更、トイレ内の壁や床の交換が必要な場合、2日~3日かかるケースがあるでしょう。さらに配管や内装工事が必要となると、5日ほど工期が必要かもしれません。
浴室
単に浴槽のみを新しく交換するなら、1日で工事が終わります。ユニットバスからユニットバスへの変更は4日ほど、タイル風呂からユニットバスへの変更は1週間ほどかかるかもしれません。
リビング
壁紙を張り替えるだけなら、1日~2日ほどで終わるでしょう。ただし、フローリング全体を張り替える場合は、3日ほど必要です。
リフォーム期間中の仮住まいはどうするべき?
リフォームの内容によっては、期間中に仮住まいを検討しなければいけません。たとえば、家全体といった大規模なリフォームをする場合、自宅で通常の生活は送れない可能性があります。以下で仮住まいに適した主な場所、費用を抑えるポイントを紹介します。
仮住まいに適した場所
仮住まいに適した場所は、主に次のようなところです。
・ウィークリーマンション
・ホテル
・賃貸住宅
最も仮住まいに適しているのがウィークリーマンションです。週単位で契約できるため、リフォームの工期に合わせてピンポイントで利用できます。家具や家電が付いており、また基本的に敷金や礼金などは不要なため、気軽に借りられるのは大きな魅力といえるでしょう。
リフォームにひと月以上かかる場合は、マンスリーマンションを借りる方法もあります。数日程度の仮住まいで済むなら、ホテルがおすすめです。水回りは使えませんが、数日ほどの滞在なら出費を最小限に抑えられます。
ただし、週末やゴールデンウィークといった連休は宿泊費が高くなるかもしれません。賃貸住宅の中には短期間でも借りられるところがあります。間取りが広い物件もあるため、家族数人での仮住まいにもおすすめです。
費用を抑えるポイント
リフォーム費用に加えて仮住まいの費用もかかると、大きな出費となってしまいます。以下の点に注意すると、費用を抑えられるでしょう。
・リフォームの期間を短縮させる
・リフォーム業者に賃貸住宅を紹介してもらう
リフォームの期間が短くなればなるほど、仮住まいに必要な出費を抑えられます。工事内容にもよりますが、業者へ相談すると短縮してもらえる場合があるでしょう。またリフォーム業者によっては、賃貸住宅を紹介してくれるところがあります。
仮住まい用のため、一般的な賃貸住宅よりも安く設定されていることが少なくありません。
リフォーム期間中の過ごし方のポイント
仮住まいではなく、リフォーム中の家に住む場合は、どのように過ごせばよいのでしょうか?過ごし方のポイントを全部で4つ紹介します。
ポイント1:プライベート空間をつくっておく
工事する箇所にもよりますが、リフォーム期間中は業者の出入りが多くて何かと気を遣ってしまいます。そのため、できればプライベートな時間を過ごせる空間をひとつ設けておくとよいでしょう。自分だけ、または家族だけでゆっくりと過ごせる時間を確保すると、ストレスをためずに工期終了を迎えられます。
ポイント2:外出してもOK
自宅に業者がいると「外出できないのかな?」と思いがちですが、外出しても大丈夫です。たとえば、仕事などで1日不在にするときは、業者に家の鍵を渡してしまう方法があります。
ポイント3:トイレ工事中はトイレを使用できない
トイレを工事する場合、工事中はトイレを使えません。そのため、近隣でトイレを使えそうなところをあらかじめ探しておきましょう。またキッチンや浴室といった水回りを工事する場合も、工事する箇所の水は使えません。
ポイント4:キッチン工事中は冷凍食品を活用する
キッチンの工事で水やコンロが使えない場合は、冷凍食品を上手に活用しましょう。電子レンジは使えるため、温めるだけで食べられるものを使うのがおすすめです。
まとめ
リフォームに要する期間は、工事の内容や箇所によって大きく異なります。たとえば、キッチンで大きな工事をすると、2週間~3週間ほどかかるかもしれません。工期や工事の内容によっては、仮住まいを検討する必要も出てくるでしょう。
リフォーム中に自宅で過ごす場合、プライベート空間をひとつ設けておくのがおすすめです。できるだけ業者を気にせず、ゆったりと過ごせる時間を持てると、ストレスを感じずに工期終了を迎えられます。